今更ながら和様的オリンピックロゴを考えてみた


 

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和様でオリンピックロゴ…という設定

巷にいろんなオリンピックロゴがあふれてきています。

さらにマニアックに「もし、和様でオリンピックロゴを作ったら」という縛りで作ってみました。

具体的に縛りを設けてデザインを制限する

設定ですが

・全世界に認知度を上げられるチャンスなのでJapanese alphabetの日本語を使う。

・私に依頼が来たていなので、和様のエゴを全面に出す。

・和様の筆字を使う。

・日本らしさ。

・シンプルにする。

・素人に意味がわからなくてもイイ(東京オリンピック2020のロゴも説明がないと意味不明)。

・お金になる仕事に影響が出ない程度に合間にやる!

・真似しない(私はオリジナル書体を持つレアな存在なのでパクリにはならないけど)。

など、縛りを具体化して、そこから生まれるデザインを見つけていく作業をしました。

同じ道具から生まれたデザインは似る必然

音楽でもデザインでも似たものが増えるのは、数が爆発的に増えたこともありますが

結局、同じ道具(同系統のソフト)を使っている限り、いつかは重なるかと思います。

同じ道具ということは「同じ道具縛り」をやっているようなものですから。

実は、書道は、「文字/筆/黒インク/平面」縛りの作品なので、似た作品が増えました。

人によっては展示会全部が同じ作品に見えるという人もいます(笑)

そこで、書道の場合、差別化のために「巨大化」と「抽象化」が取り入れられました。

お金と場所がないと作成できない数mの作品で巨大化させたり、

文字縛りをやめて抽象化して、他者との差別化を図りしました。

結果、文字という最大の特徴を捨てた、飾る場所もない巨大な作品が出てきます。

そして、書道業界の人が考えることは大体同じなので、似たような作品が出てきます(笑)

(さすがに、文字を単に平面から立体にするだけでは、書道的に浅すぎとやる人は少ないです。)

だから、パクリを辞めたいなら道具を変えるのが一番手っ取り早いです(笑)

書道の練習をするより、新しい道具を見つける方が評価されると言われるほどです。

ただ、書の場合は、筆になってない動物はいないと言われるほど筆になっています。

筆墨硯紙の新しい組み合わせなどを見つけるとなると相当な見識が必要ですしね…。

結局、私のように新しい書体(書き方、スタイル)を作るのが、正統な邪道かも知れません。

ありえない!前代未聞の2案ができた!

色々書いて取り込んだり、合わせてみたりして2パターンに絞りこみました。

書道 うどよし 和様 オリンピックエンブレム #東京五輪エンブレム

■共通の解説

・白黒で印字できるようにエコ配慮!(黒インクがエコかどうかしらないけどね)

・日本らしさを筆字で表現。

・フォントの部分はフォントそのままです。許してください。

左)

・Japanese alphabetであるひらがなを世界の人に覚えてもらうことを前提に作った。

・最初「とうきょうオリンピック」だったけど”二兎う追うものは…”なので「と」1文字に絞った。

・「と」は調和とか協力のなどの雰囲気のある文字。

・読点をつけているので「◯◯と。」というような文章的な意味もある。
あとは◯◯は見る人の想像にお任せ。

右)

・日本らしさで明治以降主流になった句点を採用。

・日の丸もイメージしやすい。カラーにするか迷ったけど、狙いすぎでしょと自重。

なんで全部筆字にしないのか?という質問が出そうなので予め答えておくと

フォントの読みやすさがすばらしいから、印象で筆字、読みやすさでフォントを採用します。

魚介と豚骨のダブルスープ!みたいなものです。

ちなみにパラリンピック用「ぱ」も!

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一応、作っていたのですがタイムオーバーでした…。

同パターンでアルファベット化が必須と聞いたので…

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一応、うちのゴムはんこ用のデザインが既にある(笑)

和様をもっと利用してもらえるように

デザイナーの人からしたら、酷いデザインに見えるかもしれませんけど

逆に、街で見る看板やポスターの筆字?(フォント加工?)も同じで、もったいないと思います。

今回、自分で作ってみて、よくわからないことがたくさんありました。

もし、デザイナーが私の文字を使ってデザインを作ったらどんな風になるのかな?と思いました。

つまり、餅は餅屋ですね。

お互いに協業できたらもっといいものができるような気がしています。

なにせ、書展のポスターやWEBサイトのタイトルに筆字が使われない本末転倒な状態ですから…。

私にかぎらず多くの書家がいますので、筆字を自前でやるより、その時給を書家に出して

書家をうまく道具として使ってみたくださいませ。

きっとお互いが幸せになるいいものができると思います。

追記 私は応募しませんでした。応募の基準で「文字はダメ」と書いてありました・・・

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コメント

    • あんず
    • 2015年 8月 27日

    お!良いですね♪

    私感ですが、
    「。」は、なくても良いんじゃないかなーと思いました。
    「と」には繋ぐ意味もある訳ですし。
    デザインするなら、ドデカく使いたいけど、ちょっと座りが悪いかなぁ?何か付け足したくなりますね…。
    ロゴマークって言うのは、アイコンになる訳なので、唯一無二が理想だと思います。
    そういう点でも、文字1文字よりも何かと組み合わせたくなるのかなぁ?
    などと思ってみたり…w
    あ、「、」にしてみるとか?(笑)

      • udoyoshi
      • 2015年 8月 27日

      あんずさん
      こんにちは。

      「と」という発想までは来たのですけど
      ちょっと弱いというか、かといって、足しすぎると
      このコンセプトの良さが消えるような気がして
      困ったんです。

    • 縄文土器
    • 2015年 10月 27日

    うどよしさん、初めまして。
    オリンピックエンブレム「検索」で、訪ねてきました。
    楽しく拝見いたしました。まだ、文化庁の方、その他は
    読みかけですが・・・(おいおいに)

    実は私もデザイナーのはしくれ(ホコリくらい)なので、
    今度応募しようと思っています。何せ、一生に一度も無い
    チャンス!(ネットで批判した人たちも、今回は外野に
    回らんと、大いに応募したら良いと!)

    で本題、ごく日本的なものと言えば、仰る通り、筆文字で
    「ひらかな」「カタカナ」ですよね。もう既に進めて
    いるのですが、やっぱり検索しておかないと、と思いまして。
    (確か、ひらがな、かたかなで検索したかな???)

    そう、今更ながらです。でも、やっぱりこれしか思いつかん。
    外国には絶対うけるのでは?ひとひねりは要るとして。
    (書=昔取った杵柄?自作自演発揮???)
    しかし、うどよしさんから叩かれたりして(笑)

    それでは、お互いに頑張りましょう!失礼しました。

      • udoyoshi
      • 2015年 11月 08日

      縄文土器さん
      はじめまして。
      コメントありがとうございます(展示会の準備でバタバタでして)。
      前回?の落選作品などの情報もぽろぽろと週刊誌などで流れてきていますが
      真正面から日本的なデザインというのがないのは残念です。
      前回は、応募資格をデザイナーの一部に絞っていたものなので仕方ないですが…
      私は、ジャパニーズカリグラフィーの
      ひらがな、カタカナの毛筆を採用してほしいと勝手に願っております。
      これ以外に日本的なものはないですからね。

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