「日本の美術館は書道のため」は過言ではない証拠


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芸術好きに知ってほしい書道のこと

以前の日展の応募数の7割が第5科の書であることを旧ブログで書きました(人気記事っぽい)。

芸大にない”書道”が国内芸術最高峰「日展」を支えている実態!

今回は、美術館自体にどれくらい書が影響力を持っているのかというのを

定量的にデータを持って分析(というほどでもない)してみようと思います。

ちょっと偉そうにいうと「誰のお陰で美術館が運営されているのか」という結果になっています。

東京都美術館開催の展示会の30%が書展!

以下のグラフを見てください。

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これは、平成26年度 東京都美術館(通称:都美 日本の代表的美術館・上野)の

公募団体展・学校教育展・同人展 一覧より、私が数を数えたものです(間違えてたらごめんね)。

26年度は合計245の展示が行われていますが、約30%は書道の展示、つまり、書展です。

さらに、「総合」というのはいろんなジャンルが混ざった展示なので書も一部に含まれますが

それは今回排除しても、この数字です(書画などは総合ジャンルです)。

東京都美術館の利用会場数では37%が書展!

東京都美術館は多くの会場があり、1団体1箇所ではなく2フロア貸し切りとかあります。

今回は利用会場1つを1として全会場(満室だと仮定して)で割合を出してみました。

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「どんな展示が多いの?」より書の比率が上がったということは

書は他のジャンルより広いスペースを使っていることが数値で見えてきます。

(会場の面積を試算して計算することは数字があれば簡単なのですが

「私は一体何をしているのだ?」となりそうなのでやめておきます)

年末から春にかけて書展だらけ

年から年中やっているとはいえ、書にも人気の季節があります。

それが、年末から春にかけてです。

26年度を見ると12月から3月頃まで、ほとんど書展です(笑)

書展は毎日なんかやってます!

私達は大手の美術館に行けば、なんらかの書展をやっていることは知っていますが

定量的に証明する資料がなかったので今回作成してみました。

今回は東京都美術館だけでしたが、六本木の国立新美術館も同じ傾向でしょう。

日本の美術館は書展がないとガラガラ状態

逆をいえば、書展がなくなれば、日本の美術館は今の規模を必要としません。

日展の出品数からも、美術館という箱物施設の運営から見ても

書道をやっている人たちや、その組織の経済効果は非常に大きいということです。

その割に、紫綬褒章ももらってないし、書道は優遇されていないきもします(笑)

まあ、この数値が裏付けているように

「書道ってダサイ」「芸大にない」「地味」と思わないで

「書道は日本の芸術界を支えているんだ!」くらいは思っていいと思います。

芸術業界のお金を動かしているのは、書道を続けている人たちなんですから

主張してもバチは当たらないと思います!(文化庁さん お願いね!)

 枠数  ジャンル
183 75
総合 175 110
彫刻工芸 20 13
日本画 31 22
その他 31 25
洋画 21 13
版画 7 3
公的利用 30 15
総計 498 276

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