和製漢語 日本から輸出された漢字 え?「中華人民共和国」も?

「和製漢語」という言葉を知っていますか?

日本で日本人によりつくられた漢語のことです。

みなさんご存知のように、漢字は朝鮮半島を通じて日本に伝えられました。
そして唐時代まで遣唐使により文化交流と共に、書が入ってきます。

しかし、この後は、詳しい人は知っていますが、ここで中国先生から独立するわけです。
(本当は中国という認識は当時は無いので中国というのは厳密には間違い Chinaの語源 シナの方がよいと思う)

で、幕末から明治頃になると、外国の書物を日本語にするため日本人は
外国の言葉をドンドン日本語にしていくわけです。
(これらを新漢語というらしいです)

この辺までは違和感ないでしょ?

で、それが、中国に入っていくわけです。

日清戦争、日露戦争の大陸への侵攻の影響という人もいますが、
それは不自然ではないかな?と思います。
その前から、イギリスもアヘン戦争で中国大陸に進出しているわけですからね。
(明治頃の大陸の勢力図)


普通に考えたら、欧米語→中国語より、日本語→中国語にする方が
カンタンだったのではないかなと想像します。
明治以降、文明開化を成功させた中国から多くの留学生が日本に来ています(2万人程度)。
魯迅などもその一人ですね。
その人たちが多くの日本語が中国語に入れたのでしょう。

2012年は、中華民国 生誕100周年なのですが
(中国としては祝うことはしないと思う、だって5000年の歴史と言っている。
たしか私の子供の頃、ラーメンマンが「中国3000年の歴史」と
言っていたけど、増えたみたい(笑))

ここで和製漢語で少し有名な話があります。
その中華民国は孫文の辛亥革命(1911年)で誕生したのですが
当初孫文は清朝打倒の行動を「造反」という言葉で行っていました。
しかし、日本の新聞が「孫文の支那革命」と書いた記事が 目に留まって「これだ!」と叫び、
「今後はわれらの行動を『革命』と称することにする」と決意したとのエピソードがあります。
それで、辛亥“革命”という名前になったわけです。

そして最も強烈な事実。

現在の国名である

「中華人民共和国」

この中でどれだけが日本からの輸入品かというと・・・

“中華”以外の“人民”、“共和国”は日本からの逆輸入の和製漢語です。

自虐史観で見ていると気が付かない先人の日本人のすごいところです。

参考
産経新聞 上海支局長・河崎真澄記者
シンガポール華字紙「聯合早報」(翻訳・編集/本郷)
(ただし、現在ソースは双方ともに削除のため転記を複数確認の上参照)

和様 書家 うどよし 公式ページ 東京の書道教室 和様 うどよし書道教室

和製漢語 日本から輸出された漢字 え?「中華人民共和国」も? への2件のコメント


  1. ”人民”はどこからの言葉ですか。
    均人民、牛马、车辇之力政——《册府元龟》 邦计部·总序 卷四百八十三(西暦紀年 1005年)
    猃狁人民犷悍——《大唐故郭公墓志之铭》(西暦紀年725年)
    善变者审知地势,乃通于天,以化四时,使鬼神,合于阴阳,而牧人民——《鬼谷子》内楗第三(西暦紀年前 400—西暦紀年前 320 年)
    质尔人民 谨尔侯度 用戒不虞——《诗经》大雅·抑(西暦紀年前 11 世紀~西暦紀年前 6 世紀)

    ”共和”はどこからの言葉ですか。
    召公 周公二相行政 号曰 共和——《史记·周本纪》(西暦紀年前122年))

    お教示賜れば、幸甚です。

    返信

  2. 匿名

    『詩経』や『史記』に人民や共和などの単語は普通に出てきています
    概念は欧米、文字は中国、日本が翻訳するにあたって中国の単語を当てはめたので
    これらの単語が日本語でできているってのは大げさだと思います

    返信

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