【日展問題】書道界のドン その2

その1はこちら)

その他、雑多な質問が色々ありました(そっちが変だったりして(笑))。

今回のインタビューを受けるにあたって

一応、私も今回の件について調べてみました(これは詳しく話してないと思いますが)。

新聞で言うと読売新聞の渡辺会長のように。どの業界にもTOPという人がいますね。

書道界は、日本芸術院会員(書道は3名枠)の最も入会年度の古い方が

TOPを担うという慣習のようです。

直近のTOPの先生方は次の方です。

青山杉雨 1983-村上三島 1985-小林 斗盦 1993-古谷蒼韻 2006
(数値は会員年度 敬称略)

現在の3名は以下です。

古谷蒼韻 2006-日比野光鳳 2008-井茂圭洞 2012

現在のTOPは「天の声」と指摘された古谷先生になります。

※村上三島氏も「村上天皇」と言われていたと聞いたことがあります。

ちなみに、日本芸術院会員になると年間250万円/年の年金がもらえます!

芸術院会員の先生で、文化功労賞をもらってない先生はいないので

数年のうちに、功労賞の年金350万円/年を貰えます。

(すでに、古谷先生、 日比野先生は受賞済みです。)

日本芸術院会員は「600万円/年✕寿命」の権利と理解する人もいるでしょう。

以下の朝日新聞の記事の図からすると芸術院会員は日展幹部へ道なので

そうとう競争の激しい世界だと思います。

さて、この図を見ると書道の世界では、受賞=役職ということになりますから

審査員になれば、門下を受賞させることが可能になってしまう仕組みなので

不正が生まれやすい組織構造なのは報道のとおりです。

AS20131030000864_comm

 

さて、今回の問題の会派に
親団体名を付記しました。
95 扶桑 以外は読売系の会派です。

90 北斗 謙慎
91 石鼓 謙慎
92 榴社 謙慎
93 瑤藍 謙慎
94 篆社 日本書芸院
95 扶桑 創玄(毎日)
96 九州 謙慎?
97 尚古 謙慎

 

 

しかし、これだけを見て会派が偏っているというのは間違いと思います。

篆刻に力を入れている謙慎書道会に篆刻の受賞が集中するのは仕方ないようです。

そして、一般の方からしたらびっくりでしょうけど

読売主催の読売書法会は、実質、日展の下部組織です(これは常識)。

例えると、慶応大学に行きたければ、慶応高校に入学するというくらい

密接な関係を持っています。

これは、現在の毎日書道会が1981年(昭和56年)分裂する話になるので

私の過去のブログ「大手新聞書道会は、いつ頃できた?」を参照してください。

前述の青山杉雨氏、村上三島氏らが毎日書道会から読売書法会に移った、

つまり、当時、日展と関係の深かった

青山氏=謙慎書道会、村上氏=日本書芸院を率いて出たことで

上記図のような審査員や役員を生み出す構造上

日展には読売出身者が多くなり、審査員や役員がかぶるようになったことで

実質、読売書法会が下部組織となったようです。

(私が過去先生などから直接聞いた話と公式サイトを参考に組み立てています)

ふと思ったけど、日展のお礼1回の額がすごかったんですけど

それ確定申告していたのかな?(笑)

その3に続く

 

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