伊勢丹浦和店 CALLIGRAPHY TODAY(9/18-24)
伊勢丹浦和店の現代アーティストの書家の作品を集めた展示に出品しています。
お近くの方は、ぜひ、ご覧ください。
■主催者解説
この度、ART SHODO CONTEMPORARYでは、ギャラリーウツロブネより、アートフェアアジア福岡/浦和伊勢丹ザステージ#6アートにおいて“CALLIGRAPHY TODAY”を同時開催する運びとなりました。
現代を生きる私たちの「新たな書」を、国内外に発信することにより、より多くの方にアート書道の活動を知っていただき、興味を持っていただけることを目標とする展示です。
ぜひ多くの方々にご来場いただき、ご高覧賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
GALLERY UTSUROBUNE(ギャラリーウツロブネ)は、ディレクターの村瀬真以が東京や岐阜の画廊での実務経験を経た後、2022年に独立。名古屋栄三越にあるスペースARTECASAにおいて企画販売を行なう。若手作家や東海地方に縁のある作家の発表の場を、栄の地に残したいという思いで展示を続けてきたギャラリー。2023年以降は、名古屋を出て国内外にも展示を広げる。江戸時代の人々が驚き思わず浮世絵に描いた未確認飛行物体「ウツロブネ」のように、国内外様々な場所に出没し日本の作家の展示をすること目指している。
【お問い合わせ先】
090-8731-0906
allymailove@gmail.com
村瀬(ギャラリーウツロブネ)
/
ココが役に立ったら「応援」と思って「チャンネル登録」してね
\
■出展作家
安藤実香、いずみなつみ、Iwasaki Tosen 、UDOYOSHI、Ouma、熊谷雲炎、古賀茶風、吴雯雯、七月の鯨、すずきのりこ、セキマリエ、滝沢汀、中島奏、野口裕司、Haru Yamaguchi、渡部大語
※各3-5点の展示販売を行っています。
出品作品 3点(バックヤード2点)
うどよしの書作品の特徴を一言で表すなら「KAWAII(かわいい)」である。これは、日本で主流の中国の書「唐様」の表現が「強さ」や「威圧」を重視するのに対して、真逆の方向性を持つと言ってもいい。
「現代の日本語(現代文)は、唐様を2度のKAWAII化を経て完成した」との認識を持つ研究者や専門家は少ないため、この考え方は一般に共感されにくいかもしれない。
最初のKAWAII化は、平安後期の国風文化に見られる。楷書のKAWAII化によって仮名(上代様)が誕生した。2度目のKAWAII化は、それから約1000年後の1980年代に見られる。明治政府による和様の廃止と唐様「楷書」への画一化に対する抵抗運動の結果、丸文字が生まれた。(KAWAII化現象が、世界最初の共通言語「絵文字 EMOJI」の誕生につながっていくのだ)
日本は、19世紀以前(江戸時代)の書籍が2000円程度で入手できるほど大量に存在し、読み書きのできる人が多かったことは、諸外国に比べて特筆すべき点である。つまり、手書き文字は特別なことではなく、一般の人々の書(ペン字を含む)から芸術としての書道まで、社会的な階層がフラットな状態となっていた。この現象を生み出した要因の一つが、日本特有の美意識「KAWAII」なのである。
作品名 | サイズ | 税込価格 |
KAWAII理論 | 338×414 | ¥77,000 |
古文 おかし | 338×414 | ¥77,000 |
否 | 384×499 | ¥77,000 |
現代アート | 338×414 | ¥77,000 |
ブランド(うどよし) | 338×414 | ¥77,000 |
■会期
2024 年 9 月 18 日(水)~9 月 24 日(火)
午前 10 時 - 午後 7 時(最終日は午後 5 時)
※私は22(日)-23日(月・祝) 在廊予定
■会場
伊勢丹浦和店 6 階 ザステージ6アート