とめ、はね、はらい 必要か?不要か?

日本語の書き方のヤフーニュースに6000コメント超

0点は厳しすぎ?小1「とめ、はね、はらい」で×
ヤフーニュースのトップにもなり、コメント数も6000を超えて大きな話題になりました。
手書き離れとはいえ、筆順や書き方は、まだまだ日本人の高い関心を集めているコンテンツなんだなと感じます。
この熱量があるうちに、手書き業界が手を打てないと、外国のように無関心になってしまいます。

とめ、はね、はらい は飾り

私は以前から「とめ、はね、はらい は文字の飾り」と言っています。
これは、文字を読むために(文字を判別するために)必要ないからです。
専門的な表現を使うと、とめ、はね、はらいは、字形(デザイン)の一部であり、字体(文字骨格)ではないという判断をしています。
もし、そうじゃないなら、とめ、はらいのない「ゴシック体」は実用では使えないことになります。
※ゴシック体に、一部”はね”はある

「習っていないのと、知って省くのは違う」?

ニュースの見出しに、「習っていないのと、知って省くのは違う」という意見を紹介しています。
その通りだと思います。
しかし、日本では現代文の成り立ちを教えません。
つまり、こういうことです。
自分が現代文について習ってないことすら気付かないくらい現代文の知識がないのです。
(こう言い切れるのは、論文もないし、研究者もいないのです)
そのため、現代文関係の文化事業は、それっぽい立場の人が、それっぽいことしかやれません。


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