初心者向けに書道業界を解説してみた

書道=書道業界 じゃない!

前提として、私は「書道業界」には所属してない部外者になります。
動画内にも出てきますが「書道業界」は書道全体を網羅していません。
書道業界は、日展ー大手新聞社系書道団体で構成された業界です。
身近な事例を言うと、NHK大河ドラマのタイトルは、ここ20年ほど書道業界の方は採用されてないのです。(元書道業界ですら2名)
おそらく、一般の方が「書家/書道家」と聞いて名前が出る方は書道業界からは「“書道“を売りにする芸能人」と見られているのではないかと思います。
それくらい、書道業界と一般人の書道は乖離している気がします。




ココが役に立ったら「応援」と思って「チャンネル登録」してね


10数年やって書道業界が少し見えてきた

この動画では、10数年と短い期間ですが、新興の書道団体を率いてきた経験、実体験などを元に、書道業界を初心者、素人向けに解説してみました。
私はもともとサラリーマンをしていたので、書道に限らず芸術業界は、コンプライアンス(法令遵守)がない業界だなと感じます。
それを公的機関(文化庁をトップとする公的施設、役所)が支援している構図なので、大げさにいうと、警察とヤクザが一体化しちゃってる治安の悪いどこぞの外国都市みたいな感じと思っていいと思います。
(同じ住所に2つの書道団体があり、別々の顔をしている)
アート業界が上場企業なら、社長の首は飛ぶ問題は、ゴロゴロしていますが、上場してないので無法地帯化しています。
たぶん、一般の人の目線が入らないので(入っても排除できる)、好き勝手できたのだろうと予想します。

担当者が「ゴールを動かす」文化行政

10数年色々やってきましたが、コロナで辞退者が続出したことで、2022年4月に東京都美術館を借りることができ、公的美術館まではたどり着きました。
しかし、文化庁、東京都の文化行政は、私達だけでは難しい気がします。
例えば、私たちは2016年ごろから東京都と「後援」取得の交渉してきました。
当初「3年間の実施」と言っていたのが条件を達成した途端、「条件達成後3年連続の実施」と「ゴールが動く」状態で、今までの手法では難しいなと感じました。
※条件「100名以上の展示」←100名以上の書作品が展示可能な公的施設は東京都美術館のみ 新興団体が東京都美術館を3年連続借りることはコロナでもないと難しい(空き枠がない)ことを知っている

素人の参加が重要ではないか?

政治の世界は世論が大事です。
今までは書道愛好家の方向けの発信をしていたつもりです。
今回の動画は初心者、素人向けです(編集してないけど(笑))。
書道は、幼少期から続けている人が多いので、実質「宗教2世」状態。
気付いたら、信者として、それなりのお布施をし、一定の地位を得ています。
そこに新しい視点や考えは入りにくいのではないかと感じました。
そうなると、素人の方が普通の感覚で書道に参加してもらえる環境作りも必要かなと感じました。
そこで、書道に興味を持ってもらうために、業界全体の話が見える動画を作ってみたのです。

VRなら素人も参加してくれるのでは?

以前、VR書道をバトル形式でやってみました。
ほとんど習字しかしてない一般の方ですが、なかなか面白かったのです。
書道をリアルにやるとハードルが上がりますが、VR上だと、なんだか面白いんですよね。
現代文は従来の書道業界は避けている「ブルーオーシャン市場」なので、むしろ素人の方が参加することで、小さな結果も大きさ未来につながる可能性を秘めています。
また、開催してみようと思っています。


関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA