我慢できず「デジタル庁」題字(政治家向け手本)を書いてみた【菅政権】

新しい省庁ができると初代大臣、長官が題字を書く風習

アゴラより

日本語の現代文体の書道「和様」を普及しています書家 うどよしです。
さて、私の人気ブログに

「内閣人事局」の看板が酷い→検証→手本が悪いと判明

というものがあり、たまにフォロワーが多い方がSNSに上げたらアクセス数があがります。
実は、書道業界では有名なのですが、新設省庁の入り口に掲げる看板は、初代の大臣や長官が書く風習があるのです。
近年の看板が割と酷いので話題になります(書き手が悪いというより、連れてくる書家の提案する手本が難しい)。
つまり、新省庁ができそうなら、先に題字を提案しておけばいいんじゃないか?(何がいいのかは不明)




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菅政権の新設省庁「デジタル庁」を先に提示

菅政権は「デジタル庁」なるものを作る可能性があるとあったので、ちょっと練習してみた。
そして、練習1枚(写真)→本番なので2枚も必要なかった。
デジタルなので横書きも書いてみたけど、デジタルで縦書きの国は少ないので、あえて縦書きを選択した。

小さくない?

今までの看板は実物大だから、こんな小さいサイズではダメでしょ?と思うかもしれませんね。
違うんですよ。
これを画像で取り込んで拡大するんです。
「手書きじゃないじゃん!」
もう、これだから視野が狭いんですよ。
これは「デジタル庁」の看板ですよ。
デジタルは「アナログがあってデジタル化できる」のですからね。
つまり、「デジタル庁」の看板こそ、アナログをデジタル取り込みして作成すべきなんですよ!

アナログの筆字を取り込み、デジタルで作成中

最終の1枚(2枚目(笑))を600dpiでスキャンしデジタル化。
すべての文字を分解し、ゴミを取って微調整。
書→乾燥(30分以上)→スキャン→デジタル処理 で大体2hくらいで完成です。




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完成した「デジタル庁」の筆字の手本!

今回は政治家の方が書くための「手本」となる想定で作成しました。
そのため、構図を素人が思いつくのは難しいですが、この構図の手本の配置で書くことができたら、それっぽくなります。
私の線のようにシャープさがなくても、それはそれでいい感じになります。
今までの省庁の手本は、書家先生が手本に凝りすぎて、書くのが素人&短時間という想定が抜けていたと想像しています。
私は、訪日外国人も年間100名以上指導しているので、それっぽく見せる技術は、他の書家先生より「割り切る」技術、経験値があると思います。

一度に全て書く必要がない!それが「デジタル」

デジタルのいいところは、1文字ずつ書いてもいいのです。
邪道!卑怯!と思った人は、新幹線に乗らず、ローカル線で移動するビジネスマンと同じです。
便利なものはどんどん活用していくことで、アナログを活用しましょう。
ちなみに、反デジタルの代名詞だったハンコ(落款印)も入れております。
アナログの良いところは、どんどんデジタルで取り入れたらいいのです。

もし実物に直接書くなら…

どうしても直接書きたいという場合も、ご安心ください。
ここには書きませんが、いくらでも方法はありますよ。
もし、「デジタル庁」新設の際には、この手本を採用いただくか、参考にしていただけたらと思います。

 


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