書展主催者が感じる「あいちトリエンナーレ」税金不交付


税金が投入される美術展はすごい

「和様の書展」https://wayoh.jp/exhibition
「クセ字コンテスト」https://wayoh.jp/pen
という美術展を企画主催しています。
国、都道府県の支援をもらいたいですが、もらえません。
だから「あいちトリエンナーレ」の国や愛知県、名古屋市からの厚遇はすごいことだと思います。



「表現の自由が死んだ」

政治がアートの展示を阻止すれば、その国に表現の自由はないと思います。
ただ、拡大解釈せず、今回の現象に限れば、それに当たらないと思います。
①一部の展示の中止を決めたのは「あいちトリエンナーレ」。
②税金の投入しないだけで、展示自体は今でも再開が可能。
③そもそも公的美術館で政治的な展示を許可するところが少ない。申請内容に記載をしていた?
④アートで反論すればいい(すごい方たちなんだから交付金されない1億円弱なんて集まりそう)。

芸術業界の予算の寡占化

いろいろな美術業界の方の意見を見ていると、大前提として「美術展は税金でやるのが当たり前」が見えてきます。
これは、税金を交付される特定の団体、人物に、公的な資金と権力が集約され、芸術の寡占化が進みます。
実際に「○○さんに気に入られる作品を作らないと、芸術で食っていけない。」ということはあると思います。
実務上、こっちが実質「表現の自由」を侵害します。

文化庁が最も悪い

問題は、文化庁にもあります。
そもそも、交付金が投入される美術展の決定プロセスがブラックボックスだからです。
私の経験した「後援(税金投入なし)」は、申請書すらもらえませんが、開催実績の少ない「あいトリ」さんが、後援以上の公金ゲットできたプロセスは知りたいです。
一方、「問題があるから不交付」という決定は、美術展経営の視点から見て、大きな影響があります。
そのお金を見込んで計画を立ててるわけですからね。
ただ、本当に痛いのは「あいちトリエンナーレ」のブランド価値の低下です。



芸術予算の透明とは言えない決定プロセス

文化庁は、不交付の決定前に指導など足りていたのかも謎です。
(指導を事前検閲と言い出すとややこしいが、お金を払う側が発言権を持てないのも変。)
ただ、申請内容と実際の内容が異なっているなら「表現の自由」ではなく「虚偽申請」なので、文化庁とあいトリの契約次第だと思いますが、そういう一文は入ってると思います。
(申請と異なる建物を建築して「表現の自由」を主張するのはおかしい)

愛知県の美術館は政治宗教OK?

そもそも、公的美術館では、政治宗教に関する展示ができないところがほとんどです。
東京都美術館だと、あいトリの「表現の不自由展」は開催は無理だったと思います。
それも「表現の不自由」なのでしょうか?
私のような意見は少数派だとは思います。
ちなみに、サムネの「Bur返し」は動画撮影後に思いついてしまったので、動画内では「不満をアートで表現すると業界が活性化する」と言う部分で触れています。

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